わたしは中学生時代から、20代前半まで好きなことをするでもなく、一方的に嫌われたりばかにされたりするのを受け入れることしかできず、周囲の価値観を押し付けられ、結果コンプレックスの塊になり傷ついていた時代があった
そんなわたしには全くやりたいことも、夢を持っておらず、何も自分を守るものがなかった
ずっと何者にかなりたいと探していたが見つからない、ずっとしばらく自分探しをしていた
ほんっとにばっからしい、と今なら思える
あの頃の自分に向けて、アドバイスできるとしたら・・・と考えた
友達ゼロ?自分の価値観を大事にしてるね
ゼロっている人よりすごいと思う
自分の価値観を第一にしてるってことだから
友達が多い少ないという価値観を疑ってみる
出来たらラッキーっくらいでいい
笑顔、愛想、夢、やりたい事はいらないと悟る
あ、別に夢はなくていいんだと気付いた時、凄くすっきりと明るい心地になったのを思い出す
本を読みまくっている中、ある時ぽっと頭の中で思ったことだった
23歳ぐらいで気づいた
それがわかると今度はやりたいことがない・・面接も嫌だし、常識とされるような就職して会社員というのも全く面白くない・・・とやりたいこと探しが始まった
旅や地元を出て働いたり、派遣で工場勤め、バイトとか転々としてたが、自分を突き動かすような出会いや、仕事は見つからなかった
動物が大好きなので飼育員や厩務員(競走馬の身の回りの世話)になればと言われたりもしたが、動物は必要最低限の数を愛でることが好きなのであって
必要以上の繁殖を手伝いたくはないなと思っていた…じゃあ・・どうする・・・・
貯金じゃ
たどり着いた答えは貯金。自分の今現在で無理せず就ける職で身近なところで就職し金を貯める
わたしが忌み嫌っていた就職だったが、結果自分なりの答えにたどり着くとそうなった
35歳ぐらいで気づいた
ただ嫌いだと思っていた就職。あの頃と何が違うのか
それは自分にとっての理想の生活を考えそこから、いくら貯金、資産があればいいのか逆算し
働く期間をきっちり決められたから。だ
バイトでも派遣でもいい、生活費を下げれるとこまで下げ、妥協できるとこ、できないとこを見極め、いくらの生活費で暮らせるか何年でどれくらい貯金できるか、何があると辛い仕事を中心とした生活に耐えられるかをしっかりと考える。自分と向き合う
将来どうなっていたいかを考え、そこから逆算すると自分にとって分かりやすく、頑固で嫌いなことが多い自分でも納得できた
笑顔と愛想もついでにいらない
世の中、愛嬌とか笑ってさえいればいい。と本でも誰でも言うが

くそくらえと思っておけばいい
わたしはポーカーフェイスを装うくせがついているので基本無表情(ーー)
仕事をきっちりやり、必要最低限のコミュニケーションをやるだけで十分だ
何の仕事でもいい
好きな仕事、やりたい仕事などない
雇われてる時点で結局無理は出てくるんだから
それなら雇われ労働で貯金してそれを長期投資し、早々にSIDEファイヤー(セミリタイア)すればいい
夢がない、やりたいことがない人の最適解だと思う
本を読む、自分の世界以外を知る。いろんな価値観があることを知る
自分の価値観の狭さを自覚するには本
世の中にはたくさんの価値観がある人たちで構成されている
ほかの人はどうやって生きてるんだろう、何を思っているんだろうと知ることから始める
友達も知り合いもいない人は本を参考にする。しか道はない
似たような境遇の人がどう上手く生きているか、考えてるか、楽しんでるか、友達にならなくても本に答えが書いてある
選択肢はたくさんあるので調べる、調べてもらう
たった10年そこら生きた自分の経験値では何をしたらいいかわからないので、ヘルプだす
本当に道はたくさんある、友達がいなくても、コンプレックスの塊でも選べる道はあるのだ
親に調べてもらおう、本だ。情報を集める
前向きにもポジティブにも後ろ向きにもなる前に、情報を集める
やりたい事ではなく、自分ができそうなことを少しずつやってみる
やりたい事なんてありません。生きることで精いっぱいです。しかし、それだと人生味気なく、ネガティブな事にばかり気持ちがとられる時間が増える
何かに集中したり、好きな時間というものが少しでもあるほうが、自分もご機嫌だし、体にも良い
なので出来そうなこと、興味が1ミリでもあることはやってみる
結果失敗したとしてもやらないよりは絶対良い
15歳で高校退学した自分に教えてあげたかったこと
退学以外に選択肢はないのか探る
わたしの場合、3年間クラス替えがない普通科に行ってしまった、価値観が合わなすぎるギャルに囲まれ当然見下れていた、自尊心がったがただった
隣のクラスは農業科で中学時代の知り合いがおり、価値観が合いそうだった
自尊心が最低だったので固定概念に縛られておりもう無理だという選択肢しかなかった
先生ももうちょっとこのかわいそうな子に退学以外の道を提案するべきだったと思う恨み
大学卒業くらいの年齢(23歳?)までは自由時間
自尊心が傷ついてるあの頃のわたしにはとにかく是正してあげ、興味あることを少しずつやってみていく
あなたと似たようなこんな人がこんなことしてるよ、などと本を渡す
大丈夫だよ、あなたでも自分なりの生活を送れることができるよと死ぬほど言いまかす
興味あるバイト、リゾートバイトで地元を出て働いてみるのがいい。旅にいってもいい
遠い親戚の家に行ってみるのもいい
無理に就活しなくていい、お金の知識を学ぶ、自分の価値観を知る
お金の必要最低限の知識を教える 社会生活を行う上での武器になる
気になるバイトをやってみて、合わないこと、合うことできることを探る
自分の価値観を知る、他人と比べず、昨日の自分と比べる練習をする
最後に
結局自分の価値観と向き合い、社会を生きる上でのお金の知識という武器を持ち、傷ついた自尊心を励まし慰めながら前へ進む事
でしかないなと思った
わたしの場合だいぶ遠回りをした
あの頃は“シネ”が口癖だったなと今思い出した
非行や人に迷惑をかけることは最小限だったからよかったものの、人によっては迷惑をかけてしまったりもあるだろう・・・
周りに惑わされず、自分ができることをマイペースにコツコツ積み重ねていくとどんどん生きやすくなる・・・難しいのはわかっているが・・
今苦しんでるまだ経験値の浅い人(大人も含む)はとにかく本を読んで、価値観を広げていき、自分と対話し、前へ這ってでも進んでほしい
私もまだまだ発展途上、けど確実に10代20代の傷ついた自尊心は回復してきている
一緒にこの世知辛い世界を生きようではないか
以上